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「「……。」」
そこにいた20人くらいの冒険者には、どうやら僕たちが邪魔だったのだろうか。
じとーっとした目で見られることになった。
ただ、僕とエリサのことをみた途端に、唐突ににやついた目を向ける人が増えたことは気にしないことにしよう。
そして僕たちは、そんな目線をものともせずに、部屋の端に移動した。
「どうもきな臭い感じですね…。」
ヴェルはこの微妙に異様な雰囲気になにかを感じ取ったようで、そう呟いていた。
実のところ、僕自身なんとなく違うっていう感じはしていた。
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