254人が本棚に入れています
本棚に追加
/116ページ
(こいつマジで……変態だ!)
そう罵ってやりたいが、下手に口を開けば喘いでしまいそうでできない。
(なんで俺がこんな……女みたいに……)
桂に感じさせられている。
はしたなく主張する股間を、絶妙な手つきで弄られ、絶頂を堪えるのが辛い。しかし耐えることに集中することで、快感の元が桂であることを考えないですんだ。
それをあざ笑うかのように、桂の手が離れる。
「あっ!」
離れた手は佐和を開放してはくれず、そのまま後ろに回された。
「前を弄っただけでこんなになってるのに……後ろを弄ったら、佐和先生はどうなっちゃうんでしょうね?」
白衣の上から尻を撫でられ、体が跳ねる。
(くそっ……なんでだよ?!)
男にこんな風に触られ、気持ち悪いはずなのに、どうして自分の体はこんなに感じているのか――。
柔らかくない尻を、桂は嬉しそうに撫で回す。時折割れ目をなぞられ、ビクビクと震えた。
「……頼む……」
佐和は怖くなった。これ以上は、自分がどうなるかわからなくて、恐ろしかった。
「もう……」
「触ってほしいですか?」
「ひゃぁあ!」
白衣の上から、一番奥を突かれた。
「これじゃあ物足りないですね、すいません」
「やめぇ!」
白衣が捲り上げられ、スーツのズボンの上から窄まりを撫でられる。
「それ……やめろっ……」
言いながら、佐和の腰は微かに揺れた。
巧みな指から逃れたいのと、自分でも触ったことのない秘所を弄られ、ジワジワと沸き起こる快感がもどかしかったせいだ。
「お尻をこんな風に触られて気持ちよくなっちゃう佐和先生……可愛いですよ」
「へ、ヘンなこと言うなっ!」
佐和は耳まで真っ赤になった。恥ずかしくされると下半身の熱が高まり、腰の揺れが大きくなる。
「ああもう……たまらないです」
「え? あ!」
気づくと、恐ろしく素早い動きでベルトが外された。そして止める間もなく、ズボンと一緒に下着が引き下ろされた。
立ち上がった佐和自身が勢いよく飛び出し、自分のモノながらそのいやらしい画にまた――興奮した。
「こんなに感じてもらえると、いっぱいサービスしたくなります」
「ちょ! み、見るなよ!」
桂は床に膝をつき、佐和の股間を眺めていた。
「もういい加減……うそっ!」
あっという間だった。硬くなった幹を、パクリと咥えられてしまった。
最初のコメントを投稿しよう!