256人が本棚に入れています
本棚に追加
そこを巧みに擦られると、試験管を引き抜かれる時の感覚が、苦しいだけでなくなった。
内壁を擦られる快楽が、ジワリとこみ上げてくる。
「あっ、いっ、あぁあ……んんん」
試験管をゆっくり出し入れされるのが、徐々に気持ちよくなってくる。
そして――。
「佐和先生のイイとこ、どこかな?」
「あっぁあ!」
桂はすぐに佐和のイイところを見つけ、佐和は大きく喘がされた。
「ここ、ですか?」
わかっているくせにいちいち聞きながら、桂は試験管で佐和のイイところを何度も押した。
「あん! やぁ! ソコ、だめっ!」
(なんだ……これ……)
頭の中が蕩け、体の奥がジンジンと切ない。
佐和の口はだらしなく開き、止めどなく喘ぎ声が漏れた。
「そこって……どこ?」
桂がうんとやらしく訊いて、試験管を深く押しこんでくる。
「そこ! ソコ……そこぉ! んあぁん」
机に伏した佐和は、秘孔に試験管をつき立てられたまま、幹を扱かれ、耳たぶや首、うなじを舐め回され――はしたなく尻を振った。
やがて自分でも知らないうちに、幹から精を吐き出していた。
桂に攻められている間、佐和は喘ぎ続け、職場である化学科準備室の床を何度もグチャグチャに汚した。
そうして、ずっと抱いていたBLの謎は、桂によって解明された。
(前立腺の破壊力……ヤバい)
最初のコメントを投稿しよう!