煩悩の腐男子先生

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 そこを巧みに擦られると、試験管を引き抜かれる時の感覚が、苦しいだけでなくなった。    内壁を擦られる快楽が、ジワリとこみ上げてくる。 「あっ、いっ、あぁあ……んんん」  試験管をゆっくり出し入れされるのが、徐々に気持ちよくなってくる。  そして――。 「佐和先生のイイとこ、どこかな?」 「あっぁあ!」  桂はすぐに佐和のイイところを見つけ、佐和は大きく喘がされた。 「ここ、ですか?」  わかっているくせにいちいち聞きながら、桂は試験管で佐和のイイところを何度も押した。 「あん! やぁ! ソコ、だめっ!」 (なんだ……これ……)  頭の中が蕩け、体の奥がジンジンと切ない。  佐和の口はだらしなく開き、止めどなく喘ぎ声が漏れた。 「そこって……どこ?」  桂がうんとやらしく訊いて、試験管を深く押しこんでくる。 「そこ! ソコ……そこぉ! んあぁん」  机に伏した佐和は、秘孔に試験管をつき立てられたまま、幹を扱かれ、耳たぶや首、うなじを舐め回され――はしたなく尻を振った。  やがて自分でも知らないうちに、幹から精を吐き出していた。  桂に攻められている間、佐和は喘ぎ続け、職場である化学科準備室の床を何度もグチャグチャに汚した。  そうして、ずっと抱いていたBLの謎は、桂によって解明された。 (前立腺の破壊力……ヤバい)
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