小春side

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朝って電車混むし、眠いし最悪 運転手の小林さんが 「お送りしましょうか?」 と言ってくれたけど、なんとなく断ってきた 憂鬱な気持ちで電車に乗ってると 「よぉ、朝から会うとかやっぱり運命じゃん(笑)」 上から陽気な声が振ってきた 「朝から元気だね」 「そー?普通だけどな」 「ふーん」 「反応薄!(笑)」 別にいーじゃん! 眠いんだもん! まぁ、そこからなんとなく話して一緒に登校してたら 「お前ら、昨日の今日ですごいな」 タケルが後ろから声をかけてきた 「おう、タケルおはー」 「おはー、水野もおはよ」 「おはよータケル」 思わずタケルって呼んじゃったけどよかったのかな 「おう、俺も名前でよんでくれるの?(笑)」 「ちょーしのんなよ!俺も名前呼びなんだからな!」 「あーはいはい(笑)」 良くわかんないけど、とりあえず名前呼びで大丈夫みたい それにしても相変わらず仲いいなぁ そのまま、なんとなく3人で教室に向かった 「今日って自己紹介的なのやるんだろ?めんどくさいよなー」 タケルが言った 「そういえばそーだな」 「うわぁ…(笑)」 「小春そーいうの苦手そうだよな(笑)」 なっ 「うるさいなぁ、それくらい私だって出来るよ!」 「ホントかぁ?(笑)」 「おい、俺抜きでイチャイチャすんな」 「「してないよ(ねーよ)!」」 「息ピッタリじゃねーか(笑)」 イチャイチャを否定したかったのに墓穴をほったみたいになった‥‥ 「小春がかぶせたー」 「リュウがかぶせたの間違いじゃない?」 「ちげーよ!」 「私だって違いますー」 「ねぇ、お前ら付き合わないの?(笑)」 「「は?!」」 な、な、なんてことを‥‥!
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