小春side

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「…あのぉ」 そんな言い争いをしていたら いつの間にか女の子が立ってた 「そこにいられるとぉ、私が席につけないんですけどぉ」 「あ、悪い」 「いえいえ?」 語尾に絵文字やら小文字やらが付きそう いや、ついてる? 「おい、始めるぞー」 「やべー、先生きた(笑)じゃあまた後でな」 「「はーい(うぃーす)」」 「ホント仲いいな(笑)」 「もーいい加減にしてよ!」 「えー?俺のせいなの?」 もーホントになんなの? 「またお前らか」 「羨ましいっすか?(笑)」 「あーはいはい(笑)始めるぞ」 「うぃーっす」 「今日は新年度として。自己紹介してもらうぞー」 「めんどくせー」 「それなー」 クラスのみんなは口々に文句を言い出す …と 「でもさー、これから3年間クラスメイトはほとんど変わらねーし、お互いのことは知っておいた方がいんじゃね?」 リュウがなんが凄いまともなこと言ってる… そしたら 「ま、まぁ青山が言うならいんじゃね?」 「お、おう、だな」 みんなが急に頷きだした この人は一体何者なんだろうか そして、自己紹介が始まった あ、さっきの子だ 「天野 ココロでぇす?特技は料理とかぁ、ピアノとかでぇす?えっとースポーツはちょっと苦手でーす(テヘ)よろしくお願いしまぁす?」 す、凄い なんかホントに語尾になんか見える気がする… それはリュウも感じたようで 「すごいな(笑)」 と、笑ってきた つられてこっちまで笑ってしまうから困る
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