小春side

4/5
前へ
/5ページ
次へ
自己紹介が一通り終わると さっきの… ココロちゃんがなぜかこっちに向かってきた 「青山くんだよねぇ?」 目当てはリュウですか…(笑) 分かりやすいなー 「ん?どーかした?」 「あのねぇ、ココロ最近東京に来たばっかりでぇ、渋谷とかぁどこにあるのかわかんないんだけどぉ、案内してくれない?」 「えっと、なんで俺?」 「だってぇ、青山くん東京に詳しそうだしぃ」 「悪い、俺もそっちはよく分かんねーや」 「そーなんだぁ、じゃあ今度一緒に行こぉ?」 「あー…日が合えば」 リュウ、明らかに嫌がってる‥‥ 「ホントにぃ?ココロ凄い嬉しぃ?」 それに気づかないココロちゃん 苦手だなーこの子‥‥ 「はぁー」 ココロちゃんが行ったあと リュウがため息をついた 「お疲れ様ですね」 「ホントだよー、あーいう子俺苦手…」 「…わかるよ」 私は教室を出て中庭に行来たら ココロちゃんとすれ違った …んだけど 「ちょーしのんなよ?」 「え?」 「青山くんと仲いいからって彼女気取りしないでね?(笑)」 え、なに…今の 教室にいる時と全然違う… 気になってもう一度ココロちゃんの向かった先を見てみると 「えぇ~、困りますよぉ、ココロ行き方わからないしぃ」 「そしたら俺ら教えてあげるからさー、いーだろ?」 「えぇ、どーしようかなぁ?」 「頼むよー、ココロちゃん可愛いしさぁ俺らと遊びに行かねぇ?」 「ん~、じゃあお昼おごってくれるんなら行ってもいいよ?」 「マジで!?もちろん奢るよ!」 「ホントにぃ?ココロ凄い嬉しぃ?」 何やってんだあの人たち ナンパか
/5ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加