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イリーナ「今回の依頼は、王国から直接の依頼だ。
内容は、奴隷市場の殲滅。」
狼「奴隷…市場?
この国って奴隷禁止だろ?」
リゼッタ「もちろん禁止なんだけどね、国外から来るんだよ。私利私欲にまみれた貴族がね。」
イリーナ「そういうことだ。
国外では奴隷制度が合法な地域もある。残念ながらね。」
国外から来ても、すぐリークされたりするもんじゃないのか…?
王国にも協力者みたいのいるんかな
狼「国外からきて、帝の…というか王国に隠れてできるものなのか?」
イリーナ「たぶんロウの思ってる通り、国内に協力者がいる。
王国は広い。正直目の届かない集落も多い。
そういうところに目を付けて国外に売り飛ばすやつがいる。」
狼「貴族…か?」
イリーナ「そう…だね。」
若干表情が曇る姉御。
リゼッタ「イリーナが気にすることじゃないよ!
貴族が悪いわけじゃないのは私もロウ君もわかってるから!」
狼「リゼッタの言う通り、姉御は悪くねぇ
とにもかくにも、めちゃ許せんなぁ…
場所はもうわかってるの?」
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