みーんみーんぜみぜみかたつむり~

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狼「…え?」 リゼッタ「この依頼はね、制圧とかじゃないんだよ、殲滅。」 イリーナ「ロウのもといた世界では、殺人はどんな理由があろうと重罪だったね? ここでは、違うんだよ。 今回みたいな依頼の場合は、超法規的措置が認められてる。」 なるほどね… 人殺しかぁ… 狼「うーん。」 イリーナ「戦闘時の気の迷いは致命的な隙になる。 もちろん、無理強いはしないし、私も殺人を正当化するつもりもない。」 狼「いや、大丈夫。 この世界で生きるなら、そのあたりも慣れなきゃいかんね。 姉御やリゼッタ…というより、この世界では普通なんだろ? 別に俺は正義のヒーローになるつもりはないし、偽善者ぶるつもりもない。」 リゼッタ「ロウ君…」 心配そうに俺を見るリゼッタ 狼「リゼッタ、そんな顔しなくたって大丈夫だよww その辺は割り切れるさ。 姉御も。 大丈夫だよ俺はw」 イリーナ「…わかった。 ギルドでもこういう依頼はあるからね。 ロウの言う通り、慣れは必要だよ。 じゃ、出発しよう」
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