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あれは20歳の夏…友達が家に遊びにきてました。
その日は暑い日で部屋にはエアコンもない。窓は開けてたけどぬるい風が通る夜でした。
さすがに暑いって話になり「じゃあ車でぷら~っとするか?」「だな」っと言いよう会話をしいざ車へ…「なんか普通に走っても面白くないからと怪奇スポット巡りするか?」「マジで?まぁいいか」と言いながら某トンネルへ…そこは距離にして1㎞以上ある長いトンネルでして、途中二ヶ所Uターン場所みたいなとこがあるんです。
市内方面から入って初めのUターン場所…なにかトンネル入ってから嫌な予感、鳥肌…気持ち悪い感を感じながら通過…その瞬間見ちゃったんです。白い服を着た長髪の女の人と小さい男の子…でも友人は気付いていない様子。何も言わずにルームミラーで後ろを確認…車が来てるのに道路の真ん中に立っている。夜中はトラックの行き交うトンネル…普通の人が立っていられる程楽な状況ではない。それから後ろを見る事なく出口へ。トンネルから出る瞬間耳元で「見えてたのになんで止まってくれなかったの…」聞いた瞬間体が凍ったように動かなくなった。
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