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向かった先にいかにもホスト的な男が立っている。
ナオは組んでいた腕をほどき走っていった。
《(゚Д゚)置いてきぼり?》
『早く~!!』
ナオが手招きする。
『これ、ケイタ!!』
『これって何??(笑)』
『これはこれやん!』
2人は楽しそうに会話をしている。
エレベーターの中でも、2人の世界。
《(゚Д゚)のけ者?????》
そぅ思っている内にエレベーターの扉が開き、長い廊下を歩いていく。
扉を隔ててまで聞こえるトランス。
中に入ると、ブルーのネオンに白調のテーブルやソファーが浮かび上がる。
席に案内されお絞りを渡された。
するとナオが
『ケイタ!遥にトッシーつけてあげてよ』
手でOKの合図をして、奥に入って行く。
「トッシー?」
『うん!!ちょ~カッコいいの!』
《え?(゚Д゚)お前の好み?》
「へ~。」
『30歳やけど(笑)』
《(;゚口;゚;)!!?》
「ちょっと年じゃない?」
『年わね!!でもカッコいいから!!』
《まっ(゚゚;)いいけど、、》
少しするとテーブルの前に誰かが立つ。
ふと顔を上げ、その人を見上げる。
『あ!!!トッシーや!!!』
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