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『お邪魔するで~』
『おかえり~』
『飲み物何にする??』
『ナオ、ビール!!』
「カルアミルクで」
ドリンクを聞き俊哉が立ち上がり奥に戻る。
『ケイタ、いつも忙しいねぇ』
『まぁ、男前で売れっ子やから』
《Σ(゚Д゚)コイツがゆうとウゼー》
ナオはケラケラ笑っている。
遥の目にはただのギャル男かぶれのホストにしか見えなかった。
ブルーのネオンが染み込んだソファーを見ていると、だんだん眠くなってくる。
俊哉の話している声もあんまり聞こえていない。
と、その時テーブルの上で遥の携帯が鳴る。
《着信:和也》
慌てて店の外に出た。
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