第2話 『現実』

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〇 あかりの部屋(都会) 数日後     座卓に料理を並べるあかり。     帰宅する田村こころ(25) こころ 「ごめん!遅くなって」 あかり 「おかえり、ちょうど出来たとこ」     XXX こころ 「料理の腕上げたね、旨い」 あかり 「これ・・お惣菜」 こころ 「・・・盛り方・・、上手くなった」 あかり 「田舎に帰るわ、さよならディナー」 こころ 「ずっと?いつまで?、ここに居てもいいんだよ」 あかり 「私を養える?無理でしょ?」 こころ 「仕事は?探せばいい、いくらでもある・・・」 あかり 「・・・疲れたんだよ」 こころ 「何に?」 あかり 「今の生活、あんたの顔もHもね」 こころ 「嫌いに?」 あかり 「元々、好きじゃなかったのかも・・」 こころ 「そんな・・・」     あかりのスマホに着信、バイブが震える。 あかり 「メッセージ!誰?・・・」
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