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と、あかりに飴を差し出す。
あかり 「あっありがとうございま・・・」
走り去る車。
〇 道路 翌早朝
軽自動車を運転するあかり、助手席にこころ。
あかり 「なんで、私が送り迎えしなきゃいけないの?」
こころ 「新幹線通勤も悪くないね、満員電車より楽」
あかり 「朝はいいよ、帰りまで・・めんどい」
こころ 「英会話レッスン中」
あかり 「聞けよ・・、方言のレッスンもしろ」
道路の前が渋滞している。
こころ 「今日どうした?、そこに寄せて、駅すぐだから・・」
待機場に停車するあかりの車、こころが降車して早歩き。
あかり道路の並んだ車を見ると、4~5台前の横断歩道にうずくまる人影。
あかり人影に近づく、介護する男性にうながされ横になる老婆。
あかり 「あっ、昨日のお婆ちゃん!」
あかり、老婆に声をかける。
あかり 「どうしたの?どこか、ぶつけたの、痛い?」
老婆 「・・・うぅ」
XXX
到着した救急隊員が老婆に声をかける。
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