第2話 『現実』

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〇 病院の廊下 その後     廊下の椅子に座るひなた、処置室から出てくるあかり。     ひなたの横に座る。 ひなた 「検査結果待ちだそうよ、点滴はしたのね?」 あかり 「うん・・」 ひなた 「多分貧血だろうって、でも病院で倒れるなんて運がいいわよね」 あかり 「・・・」 ひなた 「でも何で・・まさか妊娠検査とか?」 あかり 「いえ、あのね・・」 〇 あかりの家 その夜     食卓、あかりとひなた、こころ。 ひなた 「ただの貧血だって、おめでたってことになってたらどうする?」 こころ 「いや、やらかさないように気を付けてましたから・・まさか、そうだった     ら・・・」 あかり 「何?、私がやらかしたって・・」 ひなた 「まだ私、お婆ちゃんには成りたくないからね」 こころ 「なんで病院で?」      XXX あかり 「明日、また行くから、聴いてみる、あのお婆さんどうなったか?」 こころ 「そんなに気にしなくても、ただのお客さんなんでしょ」
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