第2話 『現実』

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あかり 「気にしたくないのに、なんで?」 こころ 「まっ、あれじゃなかったし、貧血なんて病気じゃないよね」 あかり 「病気だけど・・」 こころ 「じゃ・・・YES?」 ひなた 「そういう話は、部屋でどうぞ」 〇 病院のベッド 翌日     点滴を受ける、あかり。     (あかり夢の中、あかりの目線)天井のぼやけた白、顔は判らないが、男が目の     前に現れる。 あかり 「何?・・・胸が痛い、苦しい」      男が何か叫んでいる。 あかり 「何?何言ってるの?」 〇 病院ロビー その後     会計を待つあかり。     スマホに着信。 メッセージ(昨日はありがとうございました、助けてくれて、怪我は大したこと無くて、      その日に帰れました) あかり 「えっ、お婆さん?何で連絡先を・・・」     あかり、スマホを操作する。
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