第3話 『寅馬』

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〇 純喫茶「AYA」     話すあかりとキョウカ(21)。 キョウカ「帰ってきたんだって、しかも男と一緒って」 あかり 「男は勝手に付いてきただけ」 キョウカ「あかりのとこ女姉妹でしょ、婿に来てくれるんじゃない」 あかり 「種馬としては、物足りないけどね」 キョウカ「種馬並み((笑))」 あかり 「(店内を見渡し)懐かしい・・」 キョウカ「懐かしいね、よく潰れないよね」     と、マスターを見て。 あかり 「覚えてる?真斗君って?」 キョウカ「・・・うぅ、あっ玲子!デキ婚なんだよ、よく来たよね、みんなでさ、ここ!」 あかり 「小3まで一緒だった?」 キョウカ「そうだったかな?・・」 あかり 「覚えてないの?私も覚えてないんだ・・」 キョウカ「そうだよ、小学生のことなんてね、忘れちゃうよね」 あかり 「ウソなんでしょ、覚えてないって・・・」 キョウカ「それは・・・」 あかり 「判るよ、キョウカは私と好きな人カブった時も、嘘ついて私に譲ろうとした     けど、ウソが顔が出てたよ」
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