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ユリカ母「今、平日はお客さん居ないから、もし・・船酔いとかしたら、すぐ引き返して
ね」
ユリカ 「私も乗る・・」
ユリカ母「大丈夫?海は怖いって・・判るあかりさん、この子少し発育が・・」
あかり 「はい、でも大丈夫だよね、一緒に行こ!」
ユリカ母「(アルバムを見て)あっ、写真?、真斗君のないでしょ?」
あかり 「どんな子だったんですか?」
ユリカ母「うん、優しくて、でも強くて、ユリカの事守ってくれたんだよ、ユリカそれ
が・・」
あかり 「ユリカちゃん、また会えるって・・」
ユリカ母「居なくなったのを、信じてないのよ、まだここに居るって、思いたいのかな」
本棚から、箱を取るユリカ母。
箱の中から、はがきを出し。
ユリカ母「これね、真斗君から来た年賀状、引っ越した後に。ここに住所書いてある、
そこに手紙出したのよ、でも戻ってきちゃう、もう住んでないみたい」
あかり 「私行ってみます、何かわかるかも・・」
〇 点描 釣り船(島) 翌朝 夏
船の上、釣りをするあかり。
ユリカと刺し身を食べたりする、幾つかのシーン。
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