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斯くして、世界に憎悪は振り撒かれ、戦争の気配は無くならず、未だに只の惑星の面で、ヒトとヒトとが殺し合う。それがある意味に於いて、もはや人類の手に負えない、神の視点がもたらす作為だとしても、未だに止まらず。
だからこそ、その先を正気で以て指し示さねばならない。時代に反古するにしても、結局はとある様相に受け入れられる「物語」なのだから。
小島秀夫はそれを指し示す。そして伊藤計劃もまた、その一員であった筈だ。
彼の死から、今年で8年になる。もうすぐ10年に達する。年代がひとつ回る計算になる。
それでも、この人の思惑は色褪せない。少なくともわたしの中では、常に新しい発見をもって語られる。
脅威をもって、その驚嘆を以て。だからせめて、その遺志の一抹さえ拾えれば、わたしの人生の奇貨なのであります。
これが後の世代に託された━━わたしで無くてもいい━━「恐るべき子供たち」の責務なのだから。
ああ、ちなみに、↑の全部は我が心の師匠(伊藤大人)の受け売りですから悪しからずヘ(≧▽≦ヘ)♪
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