ここはテストに出ます。

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 前後、左右、上。どこを見ても細かい星々がきらめいている。  下には青く輝く大きな星が。  地球に似ている。 「本当にごめんなさい。あなたの死因を『まんじゅうをのどに詰まらせたせい』にしてしまって。本来はもっと違う死因だったんです」  イシターの声は若干早口になった。 「結局オレ死ぬんかい!」  たろすけは架空の相方に裏拳を入れた。 「本当に本当にごめんなさい。生き返らせることはできないけど、転生ならできます」  でも姿は見せないイシター。 「じゃあ、ゲームの世界がいい。剣と魔法のRPGでシクヨロ」  たろすけもイシターの容姿に興味を持たない。 「魔王を倒すんですね?」  と、イシターは尋ねた。 「いーや。きれいなおねいさんと仲良くなりてー」  と、たろすけは足もとを見ながら答えた。  眼下に広がる、地球そっくりの星。 「わかりました。それではさっそく、夢と憧れの世界へレッツゴー」  イシターの声は弾んでいた。
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