はじまり

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私は いつもの電車に あの人も 乗る電車に乗り 手紙を手にもち あの人を まった… 私は 毎日あの人と同じ駅で 降りるの。 だから今日も同じ駅に おりて あの人が来るのを 電車の出入口で 待ってたのよ… あっ きたっ あの人だ 私の横を通りすぎるときに 私は 里菜「あの~これを~」 と声をかけると あの人は私のほうをみると 手紙を つかみ 投げ捨てた… そして あの人は一言 冗談だろ…と… 冷たい一言… えっなっえっ ウソ…… 私のほほから涙が こぼれ落ちて 里菜「……………うっひっく」 片思いの あの人の友達が 私をみると もうしわけなさそうな顔 いや…哀れなやつだ…みたいな顔して 去っていきました…… 嫌だ いやだ 告白なんて 手紙なんて ラブレターなんて かくんじゃなかった……… 私の最悪な失恋 つめたい失恋 冷たい一言 そんなみじめな失恋して しまいました。
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