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パーティ様に飾り付けられた大広間に、こっそりと忍び込むスズラギ。 部屋の真ん中には大きなケーキが設置されている。そのケーキの高さはスズラギの身長をゆうに超えており、居住者で食べきれるか不安になるほどの大きさであった。 「うーん……どうしよう……」 その手に苺を持ち、ケーキの頭頂部を不安げに見上げる。 苺をケーキに乗せる役を買って出たは良いものの、まさかこれほど大きなケーキになるとは思っていなかったのだ。それ故に現在ケーキに苺は乗っておらず、スズラギが困惑するはめになっているのだった。 そこに、ブーボが通りかかる。すかさずブーボの羽根に飛び付いて引き止めた。 「びっくりした!いきなりどうしたの~?」 「ブーボお兄さんあのね!苺あげるから手伝って欲しいの!」 ーーー 麦茶さん宅のブーボさんをお借りしました! 食べることが好きとのことでしたので、苺を賄賂にして手伝っていただきました…(´∀`) もふもふな羽根や、猛禽類特有のかっこいい脚が描きごたえあってとても楽しかったです! image=504099416.jpg
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