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「風邪ひいたんだって?ピーターに聞いたよ。」
「うん、そうみたい。昨日は部屋に行けなくてごめんね。行けないって、言いそびれちゃって。」
いいさ、とエドガーは優しい微笑みを浮かべ、アーネストのベッドの横の棚に花を置く。
「なあに、それ?」
「お見舞いだよ。ジャスミンの花さ。」
「そんな…大げさだよ。大したことないのに…」
決まり悪そうに肩をすくめる。
「いいんだよ。僕がしたかったから、してるまでのことさ。」
そう言ってまたエドガーは微笑んだ。
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