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「少し疲れただろ。僕がしばらく居てあげるから、休みなよ。」
アーネストは素直に頷き、エドガーの膝で瞼を閉じた。
エドガーは、後にも先にも彼だけに向けるであろう優しい微笑みを浮かべ、まるで我が子をいつくしむかのようにアーネストを抱いて、その額にキスをした。
僕がずっと、傍に居てあげるからね。
僕がずっと、君を守ってあげるからね。
彼の腕の中で、今までに感じたことのないような安心感と、広がりゆく心地よい暖かさがアーネストを包み込んでいった。
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