ぐらりと傾く恋模様(SS)

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  「……あのさ、する……時さ、一緒にこす……って、欲しい」 「へ……?」  てっきり『眠いから運んで行って』とか頼まれると思っていた俺は、満留さんが言った事を理解するのに少し時間を要した。 「……和希?」 「えっ? えっと……」 言われた事をもう一度頭の中で反芻していたら、名前を呼ばれて動揺した。 つまりは……この後、ベッドでするあの事を言ってるんだよな? 「……ダメ?」 しかも、上目遣いでその問いかけだ。 あー、もうっ……やってくれるよな……。 お陰で、俺の理性は全て奪われてしまった。 「満留さん……」 吐息混じりで名前を囁くと、体勢を変えて満留さんの身体を抱き抱える。 「わっ、和希……?」 横抱きにして立ち上がった所で、満留さんが驚いた表情で俺を見てきた。 「お願いされた通り、今からシてあげますよ」 「んっ……」 満留さんに向けてニコリと微笑み、ベッドの上に降ろす前に……と、柔らかい唇にキスをした。 《終わり》

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