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君は、ずっと私を見ていたね その綺麗な瞳が覗く度にドキドキする 「ねぇねぇお母さん、これおいしそうだね」 そう、私は洋菓子店で売られているチョコレートだ バレンタインデーが近づき、チョコレートの需要は高くなり、たくさんの仲間が製造される 私もその一つだ この、まだこの少女は幼く、バレンタインデーが異性に、チョコレートとともに気持ちを伝える日だということを知らず、ただ純粋に楽しむだけのようだ
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