第3章 オーガー・ミル・リリィ

2/2
3人が本棚に入れています
本棚に追加
/47ページ
「悔しいだろ?」 いきなり、核心を着いてきたが、垢の他人である沙良さんに私の今の気持ちなんて分かるわけないじゃない。 「沙良さんに何が分かるって言うんですか?あんなにアッサリ負けたんですよ!!」 「今まで、私もかなり努力して、もうこれ以上できないってくらいに努力したてきたんですよ!!」 「まだ、沙良さんみたいな人に負けるならここまでならないですけど、同年代の人に……」 「知りたいか?あいつの強さの秘密を」 「他人の強さなんか知ってどうなるっていうの!?」 「意味の無いことなんて無い。お前がそこに意味を見つけようとしてないだけだ。優の背中を追いかけてみろ。きっとお前の成長に繋がるものが見つかる」 「あとな、オーガー=ミル=リリィ、優は弱いぞ」 私は意味が分からなかった。
/47ページ

最初のコメントを投稿しよう!