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第4章 初陣
沙良さんには先にヤマト城に戻ってていいと言われたが、一応気になって見に来たら、沙良さんとリリィが何やら話してる。
気になって、聞き耳をたてたい気分に駆られたが、辞めておいた。
なんか、凄くリリィが怒鳴っているからだ。
あまり、聞いてもいい気分にはならないと思ったから、僕はリリィの怒鳴り声がらなくなるまで待った。
一段落、着いたようで怒鳴り声も聞こえなくなった。
ドアを開け入ると、
「優君が…って、入る時はノックの一つくらいしてください」
いきなり、睨まれた。
ノックしなかったのは悪いけど、そんなに怒ることか?
と思ったけど、怖いのでやめた。
「そうだぞ、優。レディの部屋はノックをするのが紳士の礼儀だぞ」
あれだけ、怒ってたらノックのひとつくらいしないいけないな。
「よし、リリィも目覚めたし、お前等行くぞ」
初陣の話をするって言ってたな。
初陣….…形式上はそうだろな
「あと、リリィ。優が醜いからだ」
急に暴言を吐かれたね。
ごめん、何でか、分からない。
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