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数日後、彩夏が靴を取りに店に行った
そこで 結木の女に報告したらしく
彼女が凄く喜んでくれたから 嬉しくて今度食事に誘ったと聞かされた
また、あのアホ面を拝めるのか。
某有名リゾートにてキャラクターに会うような感覚で
俺は密かに楽しみにしていた
あの顔を見ると
何故か心が柔らかくなるような気がするのだ
場所は堅苦しいレストランは止めて
いつもの行きつけの居酒屋にした
俺らの会社が経営するこの居酒屋は入りやすいが 料理は一流だ。
あまりのお気に入りなので
二階を俺らが帰れなくなった時用の部屋に改装したくらい
俺らはここを気に入っていた
当日、店で待つと
2人仲良くバカップル並みの表情で入ってきた
「こっちです」
手を挙げて合図しながら
俺の胸は何処か
イライラしていた
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