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■雪の里 シュニーバウム
・特徴…針葉樹林の奥に位置する亜人集落
・詳細…ゲシュテーヴ針葉樹林の奥に存在するエルフの集落。
中心にある非常に大きな聖木が吹雪を防ぎ、エルフたちはその枝や真下の地面に家を建てて暮らしている。
大木がありながらも、雪や吹雪により見つけにくく、針葉樹林の魔物も強力なため今まで辿り着けた者はいないという。
なぜかシュニーバウムのごく周辺だけは魔物がいないらしい。
(シュニーは雪、バウムは木を意味するドイツ語)
■ゲシュテーヴ針葉樹林
・特徴…ファーゼストの東南に広がる針葉樹林
・詳細…雪が降っていて見通しが悪い針葉樹林地帯。海岸までを含む。
かなり寒い上、突然吹雪が発生したりなど探索難易度は高い。
また踏み入った一般人が大怪我を負ったり帰ってこなかったことがとても多かったため、立入禁止ではないものの、今ではカンパニー職員か怖いもの知らずのどちらかしか入る者はいない危険地域。
(ゲシュテーヴはドイツ語で吹雪を意味するゲシュテーバーを少し語感調整したもの)
○シュニーバウムの詳細について
非常に自由。特に規則もない。
上とか下といった概念がなく、年齢や実力に関わらず、全員が仲間だという意識が強い。
弱者を皆が積極的に助ける構造なため、犯罪はほぼ起こらない。また、出自や能力に問題があっても受け入れる懐の深さも特徴。
なお零氷狩猟祭という祭があり、これは総出で周辺の魔物を狩り続けるというもの。
だが実際は任意参加であり、参加しなくても良い。それでも、里の安全のために参加する者がとても多い。
■周辺エリア
・特徴…聖木から離れた地上エリア
・詳細…聖木から離れている地上の部分。聖木の結界が守っているので安全ではあるが、一応外に近いので一番危険な場所。
住んでいる人数は最も少ない。
孤独が好きだったり腕に自信があったりなど、変わり者が多く住んでいる傾向にある。
ここに住むなら畑を持つことも可能。
■根本エリア
・特徴…聖木のすぐ側の地上エリア
・詳細…聖木の根本の部分。聖木の上へ繋がる階段があるため、重要な場所でもある。
単純に高所恐怖症のエルフが多い。
また、外から帰ってきた者は周辺エリア住み以外必ずここを通るので、人付き合いが好きな者が多く住んでいる傾向にある。
■幹エリア
・特徴…聖木の幹にあたるエリア
・詳細…聖木の幹に沿って建物に並んでいる部分。階段があるので行き来に不便はない。
住めるのはもちろんのこと、図書館や郵便局など様々な施設が存在しており、里の中核を担っている。利用にお金などは必要ない。
単純に便利な場所なので、様々な人が住んでいる傾向にある。
■枝エリア
・特徴…聖木の枝の上にあたるエリア
・詳細…聖木の分かれる枝の上に家を建てて暮らしている部分。
聖木上では外側に一番近いので、魔物が入ってきたときに最初に遠距離攻撃することもできる。
攻撃は強制参加ではないが、比較的里が好きで守りたいと考える者が多く住んでいる傾向にある。
■頂点エリア
・特徴…聖木の頂点にあたるエリア
・詳細…里の長が住む部分。高所恐怖症の人が気絶しそうなくらい高い位置にある。
里の長は最も偉いから一番上に住んでいるのではなく、聖木や結界に問題がないかを毎日確認するためにここに住んでいる。
ただそれだけなので、実は誰でもこのエリアに住むことができる。
夜は吹雪がなければ星空がとても綺麗に見える、隠れた良いスポット。
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