第15助け出す

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第15助け出す

第15話 助け出す! 風原さんに任せて、二階に続く道を上があり、強さが違うみたいだ「!ここにもいるのか。」  「くたびれたぜ。・・お前らか。侵入者は」黒い色の体、肩には10位の文字が見える。 胡桃と夷守さんが俺たちの前にたつ 「早く先に向かって。はやはやを助けられなくなる。」 「ここは、俺たちが食い止める。」 「行こう。」 二人に任せて次へといく 符を出す。 「大具裳創(たいぐじょうそう)符大鎌裳叉急急如律令!」 符に鎖鎌を通し巨大になる。ジャラッジャラッ 「ここから先は、行かせないよ。」 「空牙旋風(くうがせんぷう)符。天撃空闘(てんげきくうとう)急急如律令!」 短剣に符を通し白く輝く双剣が出てくる。 「十二天将か。潰しがいあるかなぁ?呪術纏符巌鉄重装急急如律令!」 黒い色の呪装が纏う。 「行くぞ。胡桃。」 「わかってる。」 ダッ!と走り出すビュッ!高速で背後に周り、回し蹴りをするが…ギンッ!と弾かれる「!弾かれた・・」 「フンッ」ブンツ!と胡桃を後方に吹き飛ばす 「っ!」 ズササッと倒れる「胡桃!」  「ちょー痛いけど、防金剛符をつけてたから・・平気。」 「そうか。」ジャラッジャラッ!と鎖鎌を飛ばすがギンッ!と弾かれる。近づこうとすれば弾かれる、隙があれば防がれるの繰り返しだ 「チッ・・埒が明かない」 (なにか方法は・・) 「あれ、使おう胡桃」 「ええ~。あんまり使いたくない・・」 「許可は出てる。俺と胡桃なら、勝てるよ。嫌なら、あれ見せるよ?」 「わ、わかったやります!」ちらっと十二天将奥義を纒神の符を見る。胸に当てて「お姉ちゃん。私に力を貸して。」と祈る 「行くぞ胡桃!」「うん!」 「纏神符。具現式鎖鎌大蛇。急急如律令!」鎖鎌が大蛇の形に変化する。じゃらっ! 「纏神 天砑二撃神闘(しんとう)影月苻。急急如律令!」戦闘服に身を包む 。 「何度、我に闘いを挑んでも無駄だ。十二天将よ。」 「そうかな?…喰え」勢い良く、ジャラッと飛ばす。シャー!とうねる大蛇のように 「フンッ」と鎖鎌の攻撃を防ぐ。2、3回攻撃を続ける。「やめておけ。この呪術装は簡単には壊れな・・ぅ!。」ガクンツと倒れ込む 「なっ・・なぜ呪力が消えた?」  「俺と胡桃以外の十二天将は知らないけど、俺の呪装は纏神をする前に、一度だけ相手の体に当てて、 呪力を徐々に奪う。纏神で呪力をすべて奪う。大蛇の動きでわからないだろ。」 「なっ・・。」 「胡桃。止めだ。」 「オーケ」 短剣を構える。「ま、待て!」 「二撃絶空(にげきぜっくう)急急如律令!!」 ダンっダンっ!目にも止まらぬ早さで斬る。ザシュッ!ズバッ!「ぐあああ!」  ドサッ「ばけ…ものが・・」 ガクッ「その化け物に殺される気分はどう?」「やめておけ。死んでるから」「「呪装解除。」」 「ふー。終わった・・」 「・・疲れた。」 「お姉ちゃん。ありがとう」コッコッ…「雪白さん?」 「…あんた…誰だ?」武器を持ち、動けない胡桃を守るように立つ。「どうして分かりました?」 「雪白と…様子が違うと思ったからだ。」 「さすがは…雛守家の当主ですね。 ある、目的の為に私はここにいます。」 「目的…?」「今は、考えなくていいですよ。何も、考えられなくなりますから」 スっスっと何かを唱えた。その瞬間 フッ…「え?…呪力…が。」ドサッ!「た、たつ…み」ドテッ… 胡桃が短剣を持ち、立ち上がろうとするが… 術が強力すぎて…「っ…」ドサッ…倒れ込む 「な、何を…した?」 雪白は答えずに 次へと向かう。「ま、待て…ぐっ」 視界がボヤけて…く。
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