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「美味いのもそうなんだが、店員の女の子が可愛くてねぇー」
加藤さんの顔がニヤつく。
「サービスも良いんだ。私みたいなおじさんにも良い笑顔で、また来て下さいねぇっ…て言ってくれるんだよー。胸も大きいし」
店員が可愛いのは分かったが、その気色悪い物真似は二度としないでくれ。絶対似てないだろうしな。
「まあ、でも今日はこれが有るんで」
加藤さんに見せる様に、レジ袋からメロンパンを取り出した。
「いや!君もリユニヨーネにするべきだ。損はさせないぞ」
「はあ…」
このおっさんしつこいなー。
「よし!今日は私のおごりにしよう。どうだ武田君」
おごり?
「そこまで言うなら…ご馳走になります」
「そうか。じゃあこれ」
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