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琢葉「痛み入り感謝します」
武神「さて、わしはそろそろお暇させてもらおうか、いつも美味い茶をありがとな」
琢葉「いえ、今度は自宅へお越しください、更に美味いお茶を差し上げます」
琢葉がそう言うと武神は扉を開け帰っていった
琢葉「俺たちの戦いはこれからだ…これから漆黒の骨がどう動くか…」
同刻
遊翔「ホコリを叩いただけでこれだけ出るのか…」
琢未「漆黒の骨に関連する人物を洗い出したらこれだけの実名が出るんだ、それに国が起こした関連事業の舵取りはみんな大臣だしな」
遊翔「臼杵首相を襲撃した人にどうにか接触できない?」
琢未「なんでだ?」
遊翔「僕の勘がなにか重要なことを知ってるんじゃないかって犯人に思ってて」
琢未「お前の勘はよく当たるが、俺の力じゃ無理だな…精神鑑定とかで呼ばれない限りは」
遊翔「そうか…」
琢未のスマホの着信音が鳴る
琢未「親父から?もしもし」
琢葉「琢未、臼杵総理襲撃犯の精神鑑定をお願いしたい」
琢未「タイムリーだな…いいのか?俺が調べて、親父睨まれるんじゃないのか」
琢葉「そんな睨みじゃ俺は屈しないさ、それにあの襲撃場所を見た人から情報をリークしてもらった、迅速に対応してほしい」
琢未「あの場所にいた…?誰だよ!?」
琢葉「武神様だ、ちょうどあの場所に居合わせたらしい、どうやら漆黒の骨の二世らしい」
琢未「ほんとにいいんだな?親父」
琢葉「一刻を争う、頼んだぞ」
遊翔「琢葉さんから?」
琢未「遊翔、俺の助手で取調室まで行くぞ」
遊翔「どういうこと?もしかして」
琢未「ああ、親父が一刻を争うからと」
遊翔「分かった」
琢未「お前の勘ホントに当たるな」
遊翔「フフでしょ?」
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