2人が本棚に入れています
本棚に追加
「いらないって、遠距離交際は絶対無理だって何度も話し合ったでしょ」
「でも・・・・」やはり別れるとなると未練のある直樹。
「もういいって直樹」瞳、直樹が少しかわいそうになる。
「それじゃあ、何年か先のクリスマス・イブに、ここで会う約束しない?」
少し真剣な表情の瞳。
「今日、俺、サイコロ持ってるから何歳の時に会うか、これで決めようか」
明るく答える直樹。
「それいいね、私たち二人とも7月生まれだから、クリスマス・イブなら同い年だし」
「よし、じゃあ絶対に一回で決めるけど、いいよね、やり直しなしで」
「うん、これも運命だから」
最初のコメントを投稿しよう!