第1章 『始まり』

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すると、教室前にはいつも一緒に居るもう一人の友達Bが待っていた。 「おっすー」 挨拶を交わし、俺たちは席に着き、授業を受けた。 授業も終わり、3人で昼飯を食べていると、ある話題が挙げられた。 「Aはまだ免許取ってないん?」 とBは言った。 「取ってないけど、Bは取ったの?」 とAは言い返した。 「1,2ヵ月教習所通いまくってやっと取れたよ」 俺からしたら行ってもないから全然わからないし興味すらなかった。 「〇〇は?」 とBは俺に聞いてきた。 もちろん取ってないから正直に伝え、取る予定もないと伝えた。 「免許はもっといた方がいいぞー?ATとMTどっちにするん?」 いやいやまて、ATとかMTってなんだ?マシーンの番号か? ハテナしかない俺の脳みそは会話すらも成り立たなかった。 今日、帰ったら親と免許の話をしてみよう、そう決めて俺は帰宅した。
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