序章 転生

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「はぁぁ!?」  何だこれ?  ていうか、何で俺なんだよ。こんなの、絶対おかしいだろ。それより、一体ここは何処なんだよ! 地球に帰りたいんですけど。第32魔法宇宙ってなんだよ本当に。  取り敢えず...閉じるを押してみるか。  押してみると文字が光り、ウィンドウが閉じた。そして、直ぐに目の前が発光し出して箱型になり、抽選箱が現れた。そして、その箱には4という数字が刻まれている。 「嘘だろ...一要引いてみるか」  箱の中に手を突っ込んでみると、中には何も入っていないような気がした。しかし、手を探すように動かしていると、何かを掴んだ。    いきよいよく手を引き抜いてみると、手の中には、くじがある。開けてみると...【R:鑑定】と書かれていた。ゲームかよ! と突っ込みたくなったが、何とか我慢した。  すると、数字が3と表示された。どうやら、残りの回数を表示しているらしい。 「よし、気を取り直して2回目」  そして、箱にもう一回突っ込んだ。  そして、引き抜くとくじが出てきたので開く。    すると、今度は、【UR:時間旅行】だった。URって、ウルトラレアとかか?    だとすると、凄く良いやつなのだろうか? 時間旅行とかある意味チートじゃね?  そして、気分が良くなったので直ぐに3回目を引いたところ【SR:テイクオーバー】だった。テイクオーバーって、引き継ぐとかそんな感じだったっけ?   使いどころ今は、無さそうだなと思いながら最後のくじを引く。最後に引いたのは【SR:不老】。  何というか微妙な物ばかり来てしまった。URで、運を使い果たしてしまったのだろうか?
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