139人が本棚に入れています
本棚に追加
・
蜜で湿ったシーツの上で、グレイは尚もルナのそこを執拗に責めた。
高まる血流のせいで、グレイの口に含んだ膨れた粒がヒクヒクと脈を打つ。
苦しさを堪える度にルナは声をくぐもらせると、自由を許されていた手でシーツを鷲掴んだ。
グレイは熱い果肉に口を付けたままそんなルナの指先を取り、絡めるようにそっと握ったのだ。
ふいに握られたルナの指先がぴくりと動く。
感覚が麻痺しそうな程に刺激を与えたそこから口を放すと、グレイは息を切らすルナを見つめ、ゆっくりと唇を重ねた。
時が止まってしまったような深い口付け──
そしてまるで深海の奥を探るようにグレイの舌が自由に回遊する。
ルナはそんなグレイの唇を拒むことをしなかった。
「…あ……ん…」
心地良い…
いつもあんなに嫌がるグレイのキスを、愛しいと思い始めている自分がいる。
少しずつ互いの呼吸は重なり、吸い合う唾液の音が長く続くといつの間にか二人の指先は絡みあったまま繋がれていた。
最初のコメントを投稿しよう!