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グレイは舌でルナの白い耳郭をなぞると耳たぶに軽く噛みついた。
「ああ…っ…」
弱々しい甘い喘ぎがルナの口から漏れる。
眠ったまま、拒むことをしないルナの躰は素直にグレイの愛撫に応え始めていたのだ。
大人しく身を揺らすルナにグレイは普段とは似つかぬ甘い凌辱を繰り返す。
ルナの着衣の上をゆっくりと滑るとグレイの指先は細やかな乳房の固い蕾を二本の指で挟んだ。
柔く強く強弱を付けてじっくりとこねる。
その度にルナの胸は浮き、グレイにもっと強い刺激を求めていた。
「それでいい…」
グレイは腰をくねらせるルナにじんわりとした愛撫を送り続けた。
「欲しい時のお前の躰は強く甘く香る…どんなに隠して拒んでも躰からはその香りが沸き立つ……たまには素直に濡らせ…」
「はぁっ…あっ…あっ…」
グレイは布を隔てたまま起立した小さな乳首を吸った。チュクチュクと口の中でくゆらせ唾液を絡めて何度も吸い上げる。
布を隔てたもどかしい愛撫にルナのそこからは普段よりも練っとりとした蜜が溢れていた。
頬を染め、目を閉じたまま快感に顔を歪ませる。
眠りに落ちたままルナは嫌嫌と首を振りながら甘い声を漏らしていた。
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