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「…っ……んっ…あっ」
まだ幼い胸をまさぐりながら、グレイの片手はゆっくりと着衣の裾をたぐり上げる。
めくれた白いドレス。柔らかなレースの間から覗くみずみずしいルナの太もも。
温かな肌を伝い、グレイの指先がしっとりとした内腿を撫で、刺激を与える度にルナの膝は震えていた。
「ルナ…」
囁きながら眠ったままのルナを見つめて口づける。
開いているルナの下唇を繰り返し吸い上げると、グレイは甘い水音を何度も響かせ熱い息を吐いた。
接吻を交しただけで感情がたかぶる。
空腹に関係なくルナを常に欲してしまう。この渇きは一体なんだというのか?
グレイは重ねた唇の隙間から赤い舌を滑り込ませた。
「ん…っ…ん…っ」
唇を塞ぎ、ねっとりと口腔を這うグレイの舌にルナは苦し気な吐息を漏らしながら内股の力を緩めた。
「──ふ……素直過ぎて刺激に欠けるな……」
自ら開かれていくその部分にグレイは苦笑を漏らした。
長い指先が太もものつけ根に近づく程に湿りを帯び、熱が伝わってくる。
付けていた下着の脇から指先を滑り込ませるとグレイは熱いツユを指に絡ませながら妖しい笑みを浮かべた。
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