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Γホントよ!確かに真紀子の部屋から男の声が聞こえたのよ!」
母親のヒステリックなわめき声が聞こえて来た。
Γだけど、その直後に見に行った時は、真紀子以外誰もいなかったじゃないか」
冷静に反論する父親の声。
Γ窓から飛び降りたのよ!」
Γおいおい、下はコンクリートだぞ、落ちたら大怪我だ、それに、真紀子に男を部屋に連れ込むほどの度胸はないよ。」
階段で聞いていてイライラしてきた、過保護過ぎる母親、娘のことは何でもわかった気になってる父親、二人とも完全に私のことをこども扱いしている。
ここまで産み育ててくれたから、感謝はしているけど、もう少し私を尊重して欲しい。
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