PSO2オリジナル小説***系

第一章 『生存本能』

『ﾁｭｩ…ﾊｧﾊｧ。気持ち…いぃ』

一瞬だけキスをやめて、俺と視線があった瞬間、消え入りそうな声でそう呟くフリエラに、頭の理性が一瞬ぷっつりと途切れそうになるような感覚に陥った。

同時に、無茶苦茶に犯してやりたいというドス黒い感情も。その気持が僅かに俺を欲望のままに突き動かそうとする。

膣内を指で掻き回すのをそのままに、まだ残って空いたままの親指で…フリエラの陰核を探り当てて、同時に刺激してやる。

『ﾋ、ｱ！…ﾝ！ﾊｧ、ｱ！』

強烈な刺激に、僅かに上半身が弓なりにしならせるが、完全に加虐心に芽生えてしまった俺は、留まること無く膣内と陰核を同時に責め続ける。更に膣内にもう一本指を挿入し、膣で小さく指を曲げ、かき混ぜつつストロークさせ、陰核をこするようにしてこねくり回す。

もうキスをねだる余裕すらもないのか、ただ与えられる刺激に必死で堪えている。自分の声を聞かれるのが嫌なのか、俺の胸に顔を埋めてるが、それでも耐え難い刺激に、艶やかで甘美な声を小さく漏らしている。

フリエラの秘部から流れ落ちていく愛液の勢いは、留まることはない。膣内も次第に小さく痙攣し始めている。そろそろだろう。

このまま更に手を休めること無く、指を動かし続けていると。

『ﾊｧﾊｧ！ｲ、ｲ…ｸ！』

膣内に挿入している指をこれまで以上に締め付けながら、まるで痙攣しているかのように連続で体を大きく震わせる。秘部からも、これまで以上の愛液を流しながら、膣内も小刻みに痙攣させている。どうやら…絶頂を迎えたようだ。一瞬、足から崩れ落ちそうになったが、腰に腕を回しておいて正解だったな。すんでのところでしっかりと腕に力を入れて、倒れないようバランスをしっかり保たせてやる。

『ﾊｧﾊｧ…ﾊｧ。ﾝ、ﾁｭ…ﾁｭｳ』

膣内からフリエラの愛液まみれとなった指を引き抜き、顔を上げさせて三度フリエラとキスを交わす。絶頂の余韻がまだ残っているのか、頬を朱色に染めて、焦点がどこか定まらない目で小さく身震いをし続けている。それでも俺から離れようとしないのは、このまま密着したままで居たいというフリエラの意思表示なのだろう。