2人が本棚に入れています
本棚に追加
俺は音楽を聴きながら学校に登校していた。
突然俺の背中に衝撃が来た。
しばらくすると、ぷはっと顔を上げ俺の方を見ると「おはようカイ!びっくりした?」
子供みたいな笑顔を見せる幼なじみのダイチがいた。
俺はため息混じりに
「おはようダイチ。毎日背中痛い」
俺がそういうとダイチは、普通に話しをそらす。
「そうだ!カイ。今日飯食いに行こう!」
「はぁ?んだよ急に・・・」
俺は嫌な予感がした。
「いーじゃん。たまには!」
態度がおかしいから思ったことを聞いてみた。
「なぁ、合コンとかじゃないよな?」
俺がそういうとダイチの顔が、真顔から笑いに変わった。
「あっはは!何言ってんだよ~!合コンなわけねーじゃん?ラブホに行くだけなんだからさ~」
・・・は?
「おい、ダイチマジで言ってんのか?冗談だろ?」
俺がそういった瞬間ダイチの目の色が変わった。
「冗談?本気だよ」
・・・は?
「待て。誰と誰が行くって?」
「俺とカイ」
「どこに?」
「ラブホ」
・・・。
よけーわかんなくなった。
「いつ行くんだよ?」
俺がため息混じりに言うと、ダイチが顔を輝かせて
「今すぐ」
「・・・っ!はぁ?」
「って言ったらどうする?」
「好きにしろ」
この言葉が始まりだった。
最初のコメントを投稿しよう!