1067人が本棚に入れています
本棚に追加
うそ……。
僕ったら、翔の前で。
どうしよう。
恥ずかしい……!
翔は僕が手の中で溢れさせたものを拭き取ると、はぁはぁと肩で息をしている僕をぎゅっと抱きしめた。
「昴、すげー可愛かった」
僕の頭をポンポンと撫でて、嬉しそうに笑う翔。
「さっきの顔が、ずっと見たかったんだ」
「や、やだっ。もう……」
こっちはどこかに隠れたいくらいなのに、そんなに喜んで……。
しばらく満足そうな翔に、ぎゅうぎゅうと抱きしめられた後。
翔が、再び僕の下半身に手を伸ばし始めた。
でも、その行き先はさっきの場所とは違うところで……。
「あ……!」
その場所に触れられた瞬間、ビクッと身体中に電気が走った。
その場所を指で撫でながら、翔が僕の足元へと移動する。
そして、優しく脚を広げられたかと思ったら、翔の顔がその場所へと近づいて。
「ひゃ……っ」
翔がその場所を愛し始めた。
「ダメだよ……、翔っ。そんなところ舐……っ」
初めての感覚に、僕の身体が反り返る。
「ダメとか言いながら、感じまくってる……」
「ぃや……っ」
翔の言う通りだ。
死ぬほど恥ずかしいのに、身体はまるでそれを喜んでいるみたい。
こんなことが、あるなんて……。
最初のコメントを投稿しよう!