the last night

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うそ……。 僕ったら、翔の前で。 どうしよう。 恥ずかしい……! 翔は僕が手の中で溢れさせたものを拭き取ると、はぁはぁと肩で息をしている僕をぎゅっと抱きしめた。 「昴、すげー可愛かった」 僕の頭をポンポンと撫でて、嬉しそうに笑う翔。 「さっきの顔が、ずっと見たかったんだ」 「や、やだっ。もう……」 こっちはどこかに隠れたいくらいなのに、そんなに喜んで……。 しばらく満足そうな翔に、ぎゅうぎゅうと抱きしめられた後。 翔が、再び僕の下半身に手を伸ばし始めた。 でも、その行き先はさっきの場所とは違うところで……。 「あ……!」 その場所に触れられた瞬間、ビクッと身体中に電気が走った。 その場所を指で撫でながら、翔が僕の足元へと移動する。 そして、優しく脚を広げられたかと思ったら、翔の顔がその場所へと近づいて。 「ひゃ……っ」 翔がその場所を愛し始めた。 「ダメだよ……、翔っ。そんなところ舐……っ」 初めての感覚に、僕の身体が反り返る。 「ダメとか言いながら、感じまくってる……」 「ぃや……っ」 翔の言う通りだ。 死ぬほど恥ずかしいのに、身体はまるでそれを喜んでいるみたい。 こんなことが、あるなんて……。
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