チャールズの話

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恐ろしいよサム全てはアフリカだ、アフリカで起こったんだ。 君がこの話を聞いたら僕が正気を失い気が狂ったか、アフリカで幻覚作用のある花の匂いを嗅んだのだ、と思うだろう。 しかし、全てが事実なんだ。それに全部が間違っているわけでもない。そう僕はもうほとんど正気ではないんだ。 今だってわずかな意識を必死に繋ぎ止めて君と話をしているんだ。 話を戻すが、僕がアフリカに行ったのは知っているだろう。僕はそこで見たこともない生き物がいると聞きつけて調査に行ったんだ。 一人ではとても大変すぎるだろうから僕は信頼できる、グロウ・フリーとマーズ・コナーにも声をかけたんだ二人は快く私とアフリカに行くことを引き受けてくれたよ。 また、現地では調査の依頼主とその付添人の若い男とも合流した。 まとわりつくようなねっとりとした熱気を全身に感じながら僕たちはジャングルに入り、その生き物を探したが、一日目は何の成果も上げられず終わった。がこれはよくあることで僕たちの全員が一日目で簡単に成果を上げれるとは思ってはいなかった。
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