第5話 白き花は闇に輝き

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男は少女の柔らかくしっとりした唇を、 時間をかけて味わう。 そして徐々に、 舌で彼女の歯をなぞり、 そしてお互いの舌を絡め合った。 少女初めての経験であるのにも関わらず、 無意識に、 どうしたら男が自分に更に夢中になり 酔いしれるかを知っていた。 男に唇を許し、 舌を蹂躙されながら 自然に自分の子宮が熱くなってくるのを感じる。 …まだ、 穢れを知らぬ身であるのに… そして志津音は、 自らが女の本能が目覚める瞬間を悟る。 志津音は閉じていたその瞳を開け、 目を閉じて自分の唇を堪能し、 恍惚としている男の表情を満足気に見つめた。 そしてそっと瞳を閉じ、 男の愛を一心に受け続けた…。 image=504433774.jpg
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