第8話 白椿、闇に輝く②

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「志津音、大丈夫か?」 男は気遣い、途中で止めると心配そうに少女を見つめる。 少女は喘ぎ、涙を浮かべてつつも 「…お願い、辞めないで。そのまま、続けて…」 と懇願した。 男は少女の艶めく瞳に、 自分のものになる!と言う彼女の強い意志をくみ取る。 「志津音…お前の中、熱いくてキツイ。気持ちいいぞ、愛してる…」 と囁くと、 男はそのまま少女の花心の奥へと突き進み、 「志津音、愛してる!」 と宣言するように言い切る。 そして少女の目を真っ直ぐに見つめると ゆっくりと腰を上下に動かし始めた。 まだ、誰も侵入した事の無い穢れ無き神聖なる秘密の場所へ…。 破爪の血が、さながら赤い椿花びらのように シーツに染みをつける。 そこに到達した事に、 男は限りない喜びと征服感を味わい、 そして酔いしれた。 「あっ…サマエル…好き…あっ!…大好き…あっ…」 少女は痛みに耐えつつ必死に男の動きに合わせ、 喘ぎ声を上げて男の首に両手を巻き付ける。 そして両足を男の背中に絡めた。 「あん…あぁ…あっ…ん…」 激痛はやがて麻痺し、 ただ、自分の中の男の熱いモノの律動だけを感じていく…。 そしてそれは、次第に甘い疼きへと変化していった。 やがて自然に子宮の奥から、熱い蜜が溢れ出て来る。 「あっ、あぁ…んっ…あっ…」 少女は歓喜の声を上げ、 男の愛を一心に受け続けた。
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