第2章

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大学に入学し、新たなスタート。 幸い、同じ学部に高校のチームメイトのヨウもいたからちょっとは気楽。 そして、サクラとナナミも同じ学部で授業もよく一緒になり………いつしか、4人でいるようになった。 ただ、ハルちゃんになかなか会えない。 リーグ戦が始まったし、休みの日には試合があるのは自分でも経験済みなので知ってはいるが………… 「だぁぁぁぁ…………俺、ハルちゃん不足………」 「ウゼー、ソウタ」 隣に座るヨウから冷たい視線。 「しょうがねーだろ、試合なんだから………平日、練習が終わってから会えばいいじゃん」 「……だって………だって、そしたら夜遅くなるじゃん…………そんなのあの3強のお兄さんが許してくれると思う???」 「あー、絶対無理だな(苦笑)」 アキ先輩をよーく知っているヨウはあっさり言いきった。
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