第5章

14/21
前へ
/392ページ
次へ
あー、こいつのような一途さがなきゃ……中途半端に彼女なんていらねーかな。 そう思えた。 いつか、俺がこの人じゃなきゃダメだって思えて……そして、母さんがいない俺達家族のことをちゃんとわかってくれる人………お互いの気持ちがちょうど釣り合うような人。 そんな人といつかきっと。 「なになに!?ナツ兄ちゃん………そんな顔して俺のこと見たって………ダメだよ!?俺はハルちゃん一筋なんだから…………」 「………ねーよっ!!!」 しっかりソウタの勘違いには釘をさしておいた。 なに考えてんだか…………
/392ページ

最初のコメントを投稿しよう!

72人が本棚に入れています
本棚に追加