第5章

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「んー、それもないわけでもないけど(苦笑)…………私ね、養護教諭になりたい………………ふーちゃんの所の国立も考えたんだけど、あそこはその学部がないし…………隣の県の国立は、ここからは通えないし………それなら家から通えて養護教諭の課程があるあーちゃんの大学がベストかなぁって………」 ちゃんと将来のことを考えての選択だったのか。 彼氏が通ってるから、なんとなく……って理由じゃないことにホッとした。 「うん………1人暮らしは、ダメかなぁ……たぶんみんなそう言うと思う」 フユもアキも大反対するのが目に浮かぶ。 「でも、養護教諭??」 「うん………ほんとは看護師と悩んだんだけど…………」 そう言いハルは続けた。
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