第6章

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「あーっ!!!なんでナツ兄にあまえんぼさんしてんだよっ」 2階から降りてきたのはふーちゃん。 直ぐ様苦情を言ってきた。 「違うよ………あまえんぼさんじゃなくて進路相談!!」 そう言ったのに、ふーちゃんは私の腕をなっちゃんから離し………自分の方に引き寄せた。 「んで???ハルの進路は???」 むぎゅっと抱きしめて顔を覗き込んだ。 えーっと……………なぜにその質問で私は抱き締められてるの?? 「むぎゅってして、進路相談するんだろ!?」 ふーちゃんの勝手な解釈に笑ってしまった。
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