第6章

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「そっかぁ………ハルもいろいろ考えてたんだな。俺が医者になって、ハルが看護師さんで……ってのもすんげーそそられるけどな。家でも仕事でもハルと一緒なんて………ずーっと一緒♪」 ちゃんと私の話を聞いていたのだろうか、ふーちゃんは………… いまだに私のことをむぎゅっと腕の中に閉じ込めながら話すふーちゃん。 私、ちゃんと養護教諭になりたいって言ったはずだよね!? 「それでも……………」 ふーちゃんの話は続いた。 「ハルが自分で決めたんなら、全力で応援する。またハル専用家庭教師引き受けるよ!?」 ちゃんと私の話を聞いていた。
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